2020年7月27日月曜日

【令和2年7月豪雨災害】熊本県外から災害支援のために来県された団体及び今後来県予定の団体の皆様へ

令和2年7月豪雨災害に関し、熊本県外からの
多大なる支援に感謝を申し上げます。
さて、コロナ禍において、県外団体の来県を留保している状況下で、熊本県内の団体による連携の強化を模索しての活動を行っています。しかし、一部の地域や一部の分野においては被災地の需要に対し、県内の支援団体のみでの対応が困難な状況になることが予測されます。




今後、熊本県内の被災市町村或いは市町村社協等より支援に関する要請がありましたら、コロナウィルスを被災地に持ち込まない原則を守り、下記の点を遵守のうえ支援活動にご協力頂きますようお願いいたします。
  1. 被災地での支援活動を予定する場合には、地元行政機関と地元福祉協議会が運営する災害ボランティアセンターと感染疑い等が発生した際の対応についても、事前に協議を行ったうえで、活動の準備に入ると同時に、KVOADまでお知らせください。
  2. 支援活動開始前には、来県前2週間以上の健康チェックはもちろんのこと、活動期間中における健康チェックや行動記録の管理を徹底するようお願いします。 
  3. 支援活動を開始した団体においては、活動予定期間、活動予定地域の情報を定期的に(1回/週以上)、地元の連携会議(例えば県域で開催される火の国会議など)で活動状況の共有を徹底していただきますようお願いします。
  4. 同じ分野で活動している地元の団体も存在しておりますので、地元の団体と顔の見える関係性を保ちながら、効果的な被災地や被災者の支援に繋げるために、連携した活動を行うようお願いいたします。
  5. すでに支援活動を開始した団体においては、新たな活動メンバーを県外から募ることは、ご遠慮ください。
発災以降、医療機関も被災しているような被災地でコロナウィルス感染症が発生すると、 医療崩壊を含めた多大な影響とその対処のための多大な労力が発生し、被災者支援のロスに繋がります。
特に、今回の被災地である球磨・人吉、芦北・水俣、八代市(坂本町)の地域では、コロナウィルス感染者の発生が皆無の地域であり、被災者だけでなく地域住民の方々は、県外からの支援者の来訪に不安と期待が入り乱れているところに留意の上、支援活動に望まれますよう重ねてお願い申し上げます。

令和2年7月27日 火の国会議
特定営利活動法人くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)
 
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KVOAD

くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)は、災害支援と持続可能な復旧・復興のコーディネートを担い、関係組織との情報共有、連携強化及び人材育成を図ります。

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